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2020年4月10日

 

2020年 定時株主総会におけるISS推奨レポートの概要について

 

米議決権行使助言会社のISSは4月9日、積水ハウスの現取締役である阿部俊則会長、稲垣士郎副会長につき反対推奨し、我々株主提案側の取締役候補であるクリストファー・ブレイディ、岩﨑二郎につき賛成推奨する旨を明らかにしました。

 

これは、土地の不正取引を契機として明らかとなった積水ハウスのガバナンス不全の状況、その深刻さ、株主を始めとする利害関係者への影響の大きさを踏まえ、現職取締役2名が取締役としての適性を欠くという結論であり、我々の株主提案の主張に妥当性があることが認められた証であると考えております。

 

また、積水ハウスのガバナンス向上には、社外取締役の増員が必須であるとして、株主提案側2名の候補者の選出を支持いただきましたが、そのご支持いただいた理由の趣旨は以下の通りです。

 

・クリストファー・ブレイディ: ガバナンスと情報開示の向上が求められる同社に、独立した社外からの声を追加的に取り入れるのに有用である。また上場企業における取締役経験もあり、投資家の視点を持ち込むことでガバナンス等の向上に寄与することが期待できる。

 

・岩﨑二郎: その多くの、特に上場する事業会社における社外役員の経験が、会社にとって有用である。

 

我々株主提案側の主張をご理解頂けたことに感謝しております。

 

一方で、今回の株主提案の目的を達成するには、11名全員が選任されることが不可欠との考え方に変わりはございません。株主の皆様には11名全員の選任につき賛成くださいますよう改めてお願い申し上げます。

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